『新青年』研究会・例会活動記録(2018‐)
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2018年 |
1月例会(1月27日) 松田祥平「本格/変格論争と夢野久作」 |
2月例会(2月24日) 沢田安史「『新青年』の翻訳」 |
3月例会(3月14日) 柿原和宏「戦後における乱歩のミステリの民主的変化について ー探偵作家と警察の座談会を中心に」 |
4月例会(4月14日) 森永香代「岩田準一私感——『岩田準一作品集(仮)』解説」 |
5月例会(5月12日) 柴田季克『新青年』における「誌友俱楽部」の発生・衰退と乱歩の登場」 |
6月例会(6月9日) 阿部真也「久生十蘭『地底獣国』論——探偵小説と冒険小説の交差」 |
7月例会(7月21日) 座談会「江戸川乱歩を編む」小松史生・平山雄一・浜田雄介(進行:湯浅篤志) |
9月例会(9月15日) 湯浅篤志「中村進治郎の文業について」 |
10月例会(10月13日) 柿原和宏「戦後におけるミステリ・イメージの展開について─大衆メディアにおける乱歩のイメージとの関わりを中心に」 |
12月例会(12月23日) 井川理「乱歩とアダプテーション―加藤泰『江戸川乱歩の陰獣』(1977)を中心に」 |
2019年 |
1月例会(1月26日) 柿原和宏「江戸川乱歩『化人幻戯』と戦後の犯罪捜査」 |
2月例会(2月9日) エンリコ・パオリーニ「捕物帳の多文化性について」 |
3月例会(3月9日) 鈴木優作「「江戸川乱歩「緑衣の鬼」論─フィルポッツ「赤毛のレドメイン家」との比較を視座に」 |
4月例会(4月20日) 阿部真也「久生十蘭『湖畔』論」 |
5月例会(5月11日) 樽本真応「木々高太郎以前 林髞の思想と小説」 |
6月例会(6月15日) 乾英治郎「闘争する「博士」達─甲賀三郎「蜘蛛」「血液型殺人事件」を中心に」 |
7月例会(7月13日) 柿原和宏「乱歩における大衆読者とミステリーの啓蒙について─江戸川乱歩『魔術師』を中心に」 |
8月例会(8月3日) 西川蘭「松本清張『菊枕』─〈孤独〉が糾弾するもの」 Genevieve Hill「初期乱歩文学における障害者像─「一寸法師」「芋虫」「孤島の鬼」「盲獣」」 |
9月例会(9月21日) 中村大介「初期乱歩における変転の構造─探偵小説の記号学的生成論に向けた一考察」 |
10月例会(10月5日) 柿原和宏「戦後ミステリと新刑事訴訟法─1950年前後の高木彬光を中心に」 |
11月例会(11月30日) 柴田季克「「D坂の殺人事件」から分析する密室トリック言説以前の密室トリック」 |
12月例会(12月14日) 谷口基「山田風太郎創作メモ「腹案集」をめぐって」 |
2020年 |
2月例会(2月8日) 山口政幸「ミス・マープルものと女性犯人」 |
例会準備会(4月25日) |
5月例会(5月23日) 樽本真応「木々高太郎の探偵小説芸術論の成立と同時代文学論との関係性」 |
6月例会(6月27日) 穆彦姣「江戸川乱歩『湖畔亭事件』論――近世文学との繋がり」 |
7月例会(7月25日) 井川理「大正期ジゴマ騒動とその余波について――犯罪報道言説との関連を中心に」 |
9月例会(9月26日) 平山雄一「シャーロッキアン的解釈による『春琴抄』論争について」 |
10月例会(10月17日) 小松史生子「江戸川乱歩「孤島の鬼」着想を巡って」 |
11月例会(11月21日) 樽本真応「林久策について――1922年の文筆活動」 |
2021年 |
1月例会(1月30日) 森永香代「岩田準一関連資料の展望」 |
3月例会(3月20日) 柿原和宏「空飛ぶ円盤ブームのなかの江戸川乱歩『宇宙怪人』」 |
4月例会(4月24日) 樽本真応「林髞と木々高太郎の差異――フロイト受容の観点から」 |
5月例会(5月29日) 鈴木優作「『探偵小説と〈狂気〉』について」 |
6月例会(6月26日) 天瀬裕康「古い作家・作品と昔の話」 |
7月例会(7月17日) 大森恭子「谷譲次とめりけんじゃっぷ商売往来―― 移動・視点・ことば」 |
9月例会(9月11日) 杉本裕樹「映画・戦争・渡辺温」 |
10月例会(10月9日) 浜田雄介「『新青年』研究会を考える――歴史と展望」 |
11月例会(11月27日) 樽本真応「「転向」と「探偵小説」の狭間から――木々高太郎『人生の阿呆』論」 |
12月例会(12月18日) 会員お宝自慢大会 |
2022年 |
1月例会(1月22日) 黃如萍「横溝正史「双生児」論――江戸川乱歩「双生児」を視座として」 |
2月例会(2月26日) 塩井祥子「「二銭銅貨」の成立と展開ー草稿から見る1920年代の語りの模索」
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3月例会(3月27日) 松田祥平「書き換えられる〈乱歩〉――江戸川乱歩「陰獣」が形成する言説空間をめぐって」 |
4月例会(4月23日) 中村大介「後期エラリー・クイーンの二つの系列」 |
5月例会(5月21日) 横井司「探偵小説の起源をめぐる言説──博文館『世界探偵小説全集』第1巻を中心に」 |
6月例会(6月25日) 沢田安史氏の蔵書拝見 |
7月例会(7月30日) 塩井祥子「江戸川乱歩「赤い部屋」とその草稿に関する調査報告」 |
9月例会(9月17日) 杉本裕樹「渡辺啓助と中東」 |
10月例会(10月29日) 穆彦姣「渡辺温作品におけるオスカー・ワイルド文学受容」 |
11月例会(11月26日) 樽本真応「石和浜次郎というプロセス――木々高太郎による「普通の小説」の意義」 |
2023年 |
1月例会(1月21日) 湯浅篤志「横溝正史と博文館」 |
2月例会(2月25日) 大鷹涼子「夢野久作「ドグラ・マグラ」の成稿法及び草稿残存状況」 |
3月例会(3月25日) 島本光昭「中国辺境の赤い星 小栗虫太郎の見た中国紅軍」 |
4月例会(4月29日) 『〈怪異〉とミステリ 近代日本文学はなにを「謎」としてきたか』(青弓社)読書会 |
7月例会(7月1日) 柿原和宏「乱歩の探偵小説観と「不可能を可能にする」表現の変遷について――『一寸法師』『蜘蛛男』『魔術師』を中心に」 |
9月例会(9月30日) 塩井祥子「乱歩におけるエドガー・アラン・ポー受容と場景描写の生成について――「恐ろしき錯誤」を視座として」 |
10月例会(11月4日) 北崎花那子「『新青年』投稿欄における女性読者について」 |
11月例会(11月25日) 杉本裕樹「小栗虫太郎「人外魔境」シリーズにおける中東表象」 |
2024年 |
1月例会(11月27日) 平山雄一「芥川龍之介「藪の中」犯人当て」 |
3月例会(3月30日) 井川理「木々高太郎『熊笹にかくれて』について──史実との関連を中心に」 |