『新青年』研究会
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第11号

(2003年12月31日発行・141ページ)

表紙:西山 彰

『新青年』趣味 第11号

目次:

■特集1 中井英夫
中井英夫渡辺啓助往復書簡 「往復書簡」翻刻スタッフ
渡辺啓助と中井英夫 本多正一
その人 渡辺 東
中井英夫という名前 中 相作
くりかえされる虚無への供物
─中井英夫・中城ふみ子往復書簡
濤岡寿子
わが心の黒塚よ 猫神博士
黒鳥の居場所─中井英夫、被占領下の出発 川崎賢子
月蝕領・羽根木時代の思い出 村上裕徳
ガラスの迷宮 八本正幸
中井英夫ギャラリー
■特集2 森下雨村
◇巻頭言 森下雨村特集について
一漁夫一農夫 森下時男
森下雨村をめぐる故郷の人々 別役佳代
少年探偵小説における足跡 浜田雄介
森下雨村と『新青年』編集局のストラテジー 湯浅篤志
釣り人・雨村を探偵する 天瀬裕康
〇横溝正史シンポシウム報告
■横溝正史シンポシウムについて 小松史生子
〇発表趣旨
横溝正史の〈真珠夫人〉論 谷口 基
横溝正史のはたした役割 村上裕徳
横溝正史のペンネームあれこれ 浜田知明
●レポート
「蔵の中の幻影城」の中には─江戸川乱歩展見聞記 大鷹涼子
●追悼・佐野英
佐野英さんの笑い声 湯浅篤志
●論考
〈漱石の探偵〉 谷口 基
●横道通信 ―会員の近況報告
●新青年横町

第12号

(2005年11月30日発行・141ページ)

表紙:西山 彰

『新青年』趣味 第12号

目次:

■特集 夢野久作
杉山家をつなぐ言葉「民を親にす」 杉山満丸
「押絵の奇蹟」論 東 瑞恵
★小さな身体に大きな欲望★アタシの世界、万歳!─夢野久作『少女地獄』・「何んでも無い」論 大鷹涼子
『ドグラ・マグラ』へのてがかり─「シベリアもの」を中心に 島村 匠
平成猟奇歌 猫神博士・文
柳田麻里・挿絵
押絵の奇蹟と旅する男 八本正幸
夢野久作研究参考文献目録 大鷹涼子・編
夢野久作研究史 大鷹涼子 
■館淳一インタヴュー
『新青年』、乱歩、そしてミステリ……。 館 淳一
エロティック・ミステリとして読む館ワールド 八本正幸
■『子不語の夢』ノート&レビュー
脚注王の執筆日記【完全版】 村上裕徳
乱歩の舞台裏『子不語の夢』 山田直樹
■『江戸川乱歩と大衆の20世紀展』レビュー
『江戸川乱歩と大衆の20世紀展』をめぐる対話 大鷹涼子 浜田雄介
大乱歩博覧会 山田直樹
●論考
森下雨村における「探偵」と「科学」
─『新青年』をめぐる宇宙観(4)
湯浅篤志
●横道通信 ―会員の近況報告
●新青年横町

第13号=欠番

第14号

(2013年10月31日発行・148ページ)

表紙:西山 彰

『新青年』趣味 第14号

目次:

●論考・資料
渡辺啓助追跡(1)臍緒書・「unessential man 伝」 浜田雄介
江戸川乱歩新発見資料 『中央少年』第二巻第四号 平山雄一
鏡花の方法 ―「眉かくしの霊」試論 島村 匠
モダンボーイ中村進治郎の憂鬱 湯浅篤志
そろそろ城田シュレーダーについてハッキリさせておこう 末永昭二
『新青年』と『戦線文庫』及び戦中諸誌並びに作家たち 天瀬裕康
『裏窓』から『あぶめんと』まで 
―須磨利之、島本春雄、飯田豊一と『裏窓』の秘話
黒田 明
清涼院流水『コズミック』『ジョーカー』試論 蓮見洋介
〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(1) 小松史生子
●動向・報告
論創ミステリ叢書を編集して 横井 司
作品社の復刊シリーズを振り返って 末國善己
『乱歩で散歩』新しい文学散歩映像の試み 湯浅篤志
「夢野久作と杉山3代研究会」発足 大鷹涼子
成蹊ミステリ・フォーラム 蓮見洋介
旧富士見高原療養所の取り壊し 湯浅篤志
追悼 赤江瀑 島村 匠
●創作・翻訳
恋するシルクハット 八本正幸
マダム・サラ Madame Sara L・T・ミード 平山雄一訳
●横道通信 ―会員の近況

第15号

(2014年12月4日発行・209ページ)

*以下、判型はA5版

表紙:「骨牌遊ドミノ」西山 彰

『新青年』趣味 第15号

目次:

■特集 久生十蘭
シャトオ・イクェムの十蘭 江口雄輔
久生十蘭における詩と真実― 昭和文学の課題を二一世紀に再読する 川崎賢子
久生十蘭「をがむ(7)」―『定本 久生十蘭全集』未収録断片 ―解題 沢田安史
久生十蘭参考文献補遺 沢田安史
妖婦アリスと阿部定― 解題に書けなかったこと、たとえば 浜田雄介
真説・十蘭全集縁起 礒崎純一
十蘭美食めぐり  伊藤里和
久生十蘭の仮面と内面―「キャラコさん」をめぐって 天瀬裕康 
●論考・資料
〈不機嫌〉から〈憂鬱〉へ― 佐藤春夫『田園の憂鬱』をめぐる言説 湯浅篤志
野村胡堂と山中峯太郎の関係について 平山雄一
夢野久作「ゴーヂヤン・ノツト倶楽部」草稿― 翻刻と解題 大鷹涼子
横溝正史作品に登場する中村進治郎の影  村上裕徳
横溝正史作品に登場する大山康晴夫妻 村上裕徳
【断章】久保書店の作家たち 黒田 明
渡辺啓助追跡(2)―「unessential man伝(承前)」 浜田雄介
〈乱歩シネマ論〉 明智小五郎という男(2) 小松史生子
THE MASTER OF MYSTERIESの初出と暗号について 平山雄一
●動向・報告
追悼 飯田豊一 黒田 明
海野十三忌に行く 湯浅篤志
新発見「ドグラ・マグラ」草稿について 大鷹涼子
●横道通信 ―会員の近況

第16号

(2015年12月13日発行・354ページ)

表紙:「乱歩幻視」西山 彰

『新青年』趣味 第16号

目次:

■特集 江戸川乱歩 谷崎潤一郎
江戸川乱歩未発表原稿「独語」 落合教幸 浜田雄介
夢野久作未発表草稿「大下宇陀児・江戸川乱歩会見印象記」ー翻刻と解題ー 大鷹涼子
海野十三・江戸川乱歩・小栗虫太郎・木々高太郎「明日の探偵小説を語る座談会」(再録) 沢田安史
反暗号小説としての「二銭銅貨」 横井 司
曲線・陰影・プラトニズム ― 一九二〇年代の谷崎潤一郎と江戸川乱歩「陰獣」の交錯、あるいは奇妙な「類似」について  柿原和宏
江戸川乱歩と平林初之輔の見た上野動物園 平山雄一
江戸川亂歩と同時代の作家たち 
―探偵趣味の會をめぐる出会いや交友関係
中島敬治
「本陣殺人事件」における乱歩作品の影響 村上裕徳
「桜三吟」についての考察 村上裕徳
戦後の性風俗雑誌に現われる江戸川乱歩 黒田 明
迷宮の入口 ―『乱歩万華鏡』序章   八本正幸
〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(3) 小松史生子
笑う黒蜥蜴  猫神博士
プロバビリティーなりや? 山口政幸
探偵小説としての「鮫人」 村上裕徳
女優の創造 ―谷崎の「演出」と「演技」 島村 匠
谷崎潤一郎における異常性愛趣味 ―江戸川乱歩、大坪砂男との繋がりを含め 天瀬裕康
*
岩田準一「蒼ざめる部屋」 ―解題と再録 森永香代
森下雨村と「軽い文学」 湯浅篤志
殺人における独創性 ジョージ・R ・シムズ  平山雄一訳
ルポ「探偵作家・平沼太郎」第一回 島村 匠
黒岩涙香『無惨』論 蓮見洋介
●横道通信 ―会員の近況

第17号

(2016年10月31日発行・418ページ)

表紙:「情鬼」西山 彰

『新青年』趣味 第17号

目次:

■特集 大下宇陀児
木下里美さんに聞く ―家庭人としての大下宇陀児
大下宇陀児の日々 ―アルバムと弔辞
愛妻・愛娘通信 ―大下宇陀児のはがき
大下宇陀児著作目録(全71頁)
大下宇陀児作品紹介(65篇)
乱歩さんに白状させた大下さん 田村良宏
大下宇陀児の転身 野地嘉文
夢野久作宛大下宇陀児書簡・弔辞 ―翻刻と解題 大鷹涼子
日本の創作探偵小説隆盛期の作家たち 
―夢野久作と大下宇陀児の出会いや交友関係
中島敬治
『蛭川博士』とロマンチック・リアリズム 湯浅篤志
〈魔人〉のコードと読書行為― 一九三〇年前後の探偵小説ジャンルと大下宇陀児『魔人』の読者戦略 柿原和宏
漱石と二笑亭の邂逅―大下宇陀児・水谷準・島田一男「狂人館」論 鈴木優作
題名剝離宇陀児句歌―ゲームからSFまで、若干の回想を交えながら 天瀬裕康
*
岩田準一「同性愛の現象に対する処置解決」―解題と再録 森永香代
横溝正史作品「河獺」の衝撃について 砂部史城
甲賀三郎と森下雨村の不仲について 村上裕紱
石黒敬七について 藍川耀公
小栗虫太郎エッセイ集拾遺 沢田安史
横溝正史「真珠郎」の事件発生年を考察する 黒田 明
「獄門島」の動機と犯罪が起こる条件について 砂部史城
金田一耕助は如何なる場合に如何なる理由で頭を掻くのか? 砂部史城
ホームズの山中峯太郎翻案と延原謙訳について 平山雄一
渡辺啓助追跡(3) ―おめがクラブ資料  浜田雄介
〈江戸川乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(4) 小松史生子
ケンカとオッパイ ―松山俊太郎さんの思い出 村上裕徳
山田風太郎の「黄色い下宿人」を翻訳する 大森恭子
初出誌を読む楽しみを読者へ ―「挿絵叢書」縁起 末永昭二
ルポ「探偵作家・平沼太郎」第二回 島村 匠
●横道通信 ―会員の近況

第18号

(2017年10月31日発行・403ページ)

表紙:「”『黒死館』にて・・・松野一夫賛”」西山 彰

『新青年』趣味 第18号

目次:

■特集 小栗虫太郎
小栗家の戦中と戦後 
― 小栗光さん、川舩通子さん、江波戸泰子さんインタビュー
小栗虫太郎の終焉の地を訪ねて 湯浅篤志
小栗虫太郎「白蟻」草稿翻刻 鈴木優作
小栗虫太郎日記
(昭和一九年一二月~昭和二〇年八月)翻刻
浜田雄介
オフェリヤ捜し 素天堂
形式が生み出す〈批評性〉
―小栗虫太郎「完全犯罪」における優生学的イデオロギーの相対化に関して
松田祥平
小栗虫太郎「後光殺人事件」論
― 大本教を中心とした新宗教ブームとの関わりから
鈴木優作
降矢木家における天才と狂気および奇形の遺伝学
付論 ダーウィンの進化論と奇形形態学
村上裕徳
溶解する「心理」と「論理」― 小栗虫太郎『白蟻』論   井川 理
オールド・ファンたちの乱歩
― 小栗虫太郎をめぐる一九三五年前後の探偵小説批評から
柿原和宏
鉄仮面・人外魔境・成層圏 
― 小栗虫太郎〈戦時下〉の想像力
乾英治郎
島崎博書誌の罠 ― 小栗虫太郎編 沢田安史
小栗虫太郎著作目録及び参考文献目録 沢田安史
書誌: 小栗虫太郎著書目録復権以前篇 中島敬治
*
岩田準一の詩 ― 解題と再録 森永香代
高田義一郎のホームズパロディについて 平山雄一
横溝正史と『アンゼリナ・フルードの殺人事件』 横井 司
戦後の性風俗雑誌と探偵作家、風俗作家たち 黒田 明
渡辺啓助追跡(4)
―「Tagebuch」紹介(一九五八年一月より三月)
浜田雄介
ルポ「探偵作家・平沼太郎」第三回 島村 匠
●横道通信 ―会員の近況


別冊『江戸川乱歩で行こう!』

(2018年10月31日発行・186ページ)

表紙:「”中年探偵団 西へ”」西山 彰

『新青年』趣味 別冊

目次:

■江戸川乱歩で行こう!
乱歩で散歩
平山雄一
湯浅篤志
座談会「江戸川乱歩を編む」
小松史生子
平山雄一
浜田雄介
(司会)湯浅篤志
鳥羽・名張・名古屋の乱歩をめぐる旅行記
―『新青年』研究会の仲間とともに―
森永香代

第19号

(2019年5月5日発行・368ページ)

表紙:西山彰「浜尾四郎『死者の権利』より」

『新青年』趣味 19号

目次:

■特集1 翻訳・翻案
日常の〈翻案〉 ――森下雨村の少年少女探偵小説の手法
湯浅篤志
久生十蘭『鉄仮面』論 ――黒岩涙香をめぐる戦略
阿部真也
捕物帳と時代ミステリーの平行線――『アブナー伯父』『ディー判事』『ファンドーリン』シリーズを中心に
パオリーニ・エンリコ
地下鉄シャム
ジョンストン・マッカレー/平山雄一(訳)
『名探偵ホームズ全集』『世界名作探偵小説選』注解余滴
平山雄一
『新青年』(大正年間)翻訳リスト 
沢田安史
■特集2 浜尾四郎
犯罪の境域 ――浜尾四郎『黄昏の告白』と強盗・正当防衛をめぐる同時代言説
井川理
浜尾四郎「夢の殺人」論 ――〈操り〉から〈模倣〉へ
鈴木優作
浜尾四郎と伊藤晴雨 
村上裕徳
〈ミセレニアス・コレクション〉『浜尾四郎随筆集』解題原稿
阿部崇
「シクラーメン」「父の愛と父への愛」「父を語る」
浜尾四郎(再録)
*
江戸川乱歩「芋虫」論 ――〈快楽〉と〈恐怖〉の交代劇
大鷹涼子
岩田準一貼雑帳について
森永香代
〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(5)――『乱歩~妖しき女たち』(TBS製作、一九九四年七月) 小松史生子
続・横溝正史作品に登場する中村進治郎の影
村上裕徳
渡辺啓助追跡(5)――渋川、一九五一年七月~九月
浜田雄介
書誌: 小栗虫太郎著書目録 復権以後篇(その一)
中島敬治
探偵作家の足跡
黒田明
追悼・原田裕
黒田明
探偵作家・平沼太郎(第四回)
島村匠
● くぉ う゛ぁでぃす ―批評・紹介・感想
●横道通信 ―会員の近況

第20号

(2020年5月5日発行・364ページ)

表紙:西山彰「”甲賀三郎『黄鳥の嘆き』より”」

『新青年』趣味 20号

目次:

■特集 甲賀三郎 『新青年』創刊100年
私立探偵・木村清に迫る 稲富一毅
魁のトリックメーカー ――甲賀三郎小論 芦辺拓 
「実話」のポリティクス――甲賀三郎『支倉事件』の島倉儀平事件をめぐる「事実」の変奏 井川理
甲賀三郎原作、映画「姿なき怪盗」をめぐるルパン映画 湯浅篤志
「姿なき怪盗」の評価と橫溝作品への影響について
村上裕徳
闘争する「博士」達 ――甲賀三郎「蜘蛛」「血液型殺人事件」を中心に 乾英治郎
探偵小説論としての探偵小説 ――甲賀三郎『木内家殺人事件』 阿部真也
甲賀三郎作品紹介  

『新青年』における誌友倶楽部分析 
柴田季克
挿絵から見た『新青年』通史
末永昭二
高橋新吉の書いた佐藤春夫の代作――『新青年』編集部、橫溝正史に手渡したもの
湯浅 篤志
『新青年』翻訳書誌昭和編 その一
沢田安史
『新青年』ブックガイド
江戸川乱歩『人間椅子』論――椅子職人「私」における〈肉体〉と〈精神〉
穆彦姣
『人生の阿呆』小論 ――木々高太郎とストリンドベリ
樽本真応
南方熊楠顕彰館蔵「江戸川乱歩から岩田準一宛・封書」について
森永香代
渡辺啓助追跡(6)――渋川、一九四六年九月/東京、一九五八年四月
浜田雄介
書誌:小栗虫太郎著書目録 復権以後篇(その二) 
中島敬治
続・探偵作家の足跡
黒田明
追悼 藤原宰太郎
黒田 明
さらにもう一人の彼女へ ――川崎賢子著『もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』をめぐって
八本正幸
池田智恵氏の黎明期中国探偵小説の研究論考二編
村上裕徳
● くぉ う゛ぁでぃす ―批評・紹介・感想
●横道通信 ―会員の近況

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